IdentityVは対人ゲームであり、人によってプレイングの上手さに差があります。
特に強さを競い合う「ランク戦」においては勝利が絶対であり、プレイヤーたちが日々腕を磨いています。
接戦の末、勝利出来たらとてもうれしいものですよね。ですが、その一方で敗北する人も出るということです。そんな敗北が続いてしまったら、うまくいかなくて気持ちが萎えてしまいます。
そんな方の救済措置としてなのか、続けて負けていると、対人ゲームであり、人が足りないわけでもないのですが、対戦相手がコンピュータになる「BOT戦」が発生します。
この記事では、BOT戦とは何なのかをご紹介します。
もくじ
BOTとは?
Bot(ボット)は、robot(ロボット)の短縮形・略称。転じて、コンピュータやインターネットの分野においては、作業を自動化するプログラムの総称。
・ボット (ゲーム) - オンラインゲームなどで使われるAIのプレイヤー。
出典元:Bot – Wikipedia
大元はロボットの略なのですが、ゲームとして使われる意味合いとしては、機械であるAI(人工知能)が動かしているプレイヤーということですね。
BOT戦の条件
ランク戦やマルチ戦などで、3連続以上敗北するのが条件だと思われます。人によっては4連敗や5連敗しないとBOT戦にならなかったり、そもそもBOT戦にならなかったりと条件がバラバラのようです。
パーティを組んでいても連敗しているとBOT戦になります。
ランク戦はランク戦のみ、マルチ戦はマルチ戦のみでカウントされているようで、マルチ戦で3連敗したからといって、次にランク戦をプレイすることでBOT戦になることはないようです。
また、連敗の途中でパーティを組んだり抜けたりしてもリセットされるようです。
BOT戦の特徴
BOT戦の場合は、自身もしくはパーティを組んでいる方以外はすべてBOTとなるため、分かりやすい特徴がいくつかあります。
推定待ち時間が00:59で、すぐマッチングする
右下に表示される推定待ち時間が00:59(59秒)となっていながらも、すぐにマッチングする場合はBOT戦の可能性が高いです。この写真でもBOT戦となりました。
他プレイヤーが全員初期キャラクター
マッチングした際に、ほかのプレイヤーが初期キャラクターのみの場合、BOT戦の可能性が高くなります。
初期キャラクターとは、IdentityVのサービス開始時のキャラクターで、サバイバーは幸運児、弁護士、庭師、医師、泥棒の5キャラクター、ハンターは復讐者、道化師の2キャラクターです。これらのキャラクターしかいない場合はBOT戦の可能性があります。
他プレイヤーが初期衣装かつアクセサリーやペットなし
先ほどの初期キャラクターのみの特徴と合わせて、初期衣装の場合はBOT戦の可能性が高くなります。また、ペットやアクセサリーなどもつけていません。
ゲーム開始前の待ち時間で、衣装やキャラクターチェンジをしない
BOTはキャラクターや衣装が初期のままであるため、一切チェンジをしません。なので、反対にキャラクターや衣装をチェンジしている方がいた場合はBOT戦ではなくなります。
動きが単調である(機械的)
BOTは、アイテムが出る箱を開けたり、アイテムを使用した行動や、ハンターの場合は自由に1つつけられるスキルを使用せず、ひたすらゲームに勝利するための行動のみしか行いません。サバイバーは暗号機を最優先で解読しに行き、ハンターは視界に入ったサバイバーを延々と追い続けたりと、全体的に動きが単調です。
サバイバーを追いかけている間は、近くに接近しても相手にされることがないため、非常にわかりやすい特徴です。
BOTなのに名前がさまざまなのはなぜ?
BOT戦と分かった時に、よく見るとプレイヤーの名前がひらがなだったり、漢字だったり、韓国語や中国語、英語だったりと様々です。BOT戦になった時に確認してみて下さい。
なぜBOTなのに名前が無数についているのでしょうか?
これはBOTだとわかるのを避けるために、プレイヤーの名前を借りてBOT戦として行っているというのが有力な説です。
ですので、その名前のプレイヤー自身はきちんと人間がプレイしているアカウントで、プレイしていない時にその名前だけを借りてBOTとして活動しているのでしょう。
BOTの有効活用
BOT戦となった場合は、ほとんどの場合はゲームに勝利することができます。
また、動きが単調で簡単に逃げたり捕まえることが可能なので、ゲーム中で追加で達成するとボーナスが多くもらえたり、キャラクターの背景設定を知ることができる「推理背景」を進める事もできます。
推理背景の詳細はこちら
まとめ
連敗していると救済としてBOT戦になり、ゲームに簡単に勝利することができたり、一部の推理背景を簡単に進めることができます。
公式には発表されていませんが、仕様なので、このような状況になった際には遠慮せずに有効に利用しましょう。