3種類のパーツを駆使したダッシュ攻撃が得意なハンターが道化師です。現状ハンター最強との呼び声も高い強力な能力を持ちます。
スマホ版「Dead by Daylight」であるIdentityⅤですが、様々なキャラクターがいます。
ハンターはチュートリアル終了後即使えるキャラクターが「復讐者」しかいないため、他のハンターを使いたい場合は、購入をするか無料開放の日に使うしかありません。
買いたいけどどういったハンターなのか分からない方に、道化師というのはどんなハンターなのか、ご紹介します。
もくじ
道化師とは?
大きな赤い鼻にシルクハットを被っている、まさにピエロといった見た目のハンターです。道化師よりもピエロとよく呼ばれています。
名前は「ジョーカー」といい、この名前もピエロっぽいですね。
サーカス団のピエロには2種類いて、人を喜ばせるほほえみピエロと、人に嘲笑される泣きピエロがいます。ジョーカーは、自分の役割にうんざりし、自分の顔に笑いの顔を張り付けたそうです。泣きが嫌で笑いになったのでしょうか・・・?
道化師の入手の仕方
このハンターはチュートリアルで入手することができず、「エコー」と呼ばれるリアルマネーを課金して手に入れる通貨で購入をするか、ゲームをプレイすることで進められる双六の道中に散らばっているジグソーピースの見た目をしているゲーム内通貨「手がかり」で購入をします。
手がかりは双六の他にも、チュートリアルのクリア報酬、毎週木曜日に行われる定期メンテナンスによる配布、毎日1回ツイッターかFacebookで情報をシェア(宣伝)することにより入手することができます。
エコーの場合は368エコー(およそ730円)、手がかりの場合は1888手がかりで入手することができます。
また、道化師は定期的に無料開放の日があり、その日に限っては購入をしていなくても使用することができます。
道化師の固有能力(外在特質)
改造
道化師使用時、フィールドにパーツ(部品)が散らばっていて、拾って武器を改造できるようになります。改造の効果は、1回攻撃をするか、ロケットダッシュを使用するとなくなります。
パーツの種類
1.翼
攻撃動作の速度と、ロケットダッシュの速度が上昇します。
↓青くて平べったいものが特徴です。
2.ドリル
通常攻撃かロケットダッシュでダメージを与えたサバイバーの治療時間が長くなります。
↓赤くて大きいものがドリルです。スクイーザーのような見た目をしています。
そっくりだぁ・・・
3.推進器
永遠と走れるようになるダッシュが1回追加されます。また、このパーツを付けると負荷がかかり、通常のロケットダッシュに比べてスピードが遅くなります。
↓青く立体的な2つの山が特徴です。キノコっぽいのでキノコと呼んでいます。
道化師の固有スキル(形態変化)
レベル1.ロケットダッシュ
ロケット型の武器を持ちながら前方へダッシュし、全ての障害物を破壊します。ダッシュ中は攻撃判定があり、スタミナがなくなるか自身でキャンセルするか、何かにぶつかるまでダッシュし続けます。再使用時間は12秒です。
レベル2.カーニバルダッシュ
スタミナが増えるためさらにダッシュする距離が長くなり、移動速度も大幅に上がります。再使用時間は変わらず12秒です。
道化師の強いところ
1.ロケットダッシュの汎用性が高い
ロケットダッシュはダッシュ攻撃になるというシンプルな性能ながら、さまざまな利点があり汎用性が高いです。例えば、再使用時間が12秒と距離を詰められるスキルとしては破格の短さです。また、ロケットダッシュで壁や板に当たった場合、それらを破壊することができるので、破壊行動に時間を取る必要がありません。さらに強い特徴として、ロケットダッシュは攻撃も兼ねているのですが、通常攻撃でサバイバーに当てた際に発生するドヤ顔決めポーズをするような硬直がロケットダッシュにはないため硬直時間が短いといえます。
これらの他にもまだまだ利点があり、道化師が現状最強と呼ばれている理由なのです。
2.攻撃範囲が広い
道化師は仕様なのか通常攻撃の範囲が他のハンターと比べ広いです。体感1.5倍くらいはあるのではないでしょうか。
他のハンターだと空ぶってしまう攻撃も道化師はすんなり当てることができるため、サバイバーのダウンを狙うのに有効です。
3.推進器パーツをセットすると、スキルが解放されていなくてもロケットダッシュができる
推進器パーツはダッシュ時間を無限にする代わりにダッシュ速度が遅くなる効果を持ちますが、さらに特徴として、ロケットダッシュが解放されていなくてもこのパーツをセットするとロケットダッシュが使えるようになります。
ハンターは存在感をためないとスキルを使用できないのが普通なのですが、道化師に関してはこのパーツを用いることにより、例外として使用することができるのです。
さらにスピードが遅くなるというのは一見デメリットに見えますが、ロケットダッシュは走る方向などを微調整できるので、スピードが遅いほうが調整をしやすく、障害物に当たってしまい終了してしまうということが少なくなります。
4.翼パーツをセット時、通常攻撃の硬直も短くなる
翼パーツはロケットダッシュのスピードを上げるパーツなのですが、通常攻撃の速度を上げることもできます。さらにこのパーツを使う時の特徴として、通常攻撃を当てても、空ぶりをしてしまってもその後に発生する微妙な硬直時間が短くなる効果を持ちます。
翼パーツの説明に載っている、「攻撃動作」の速度が上がるとはそのような意味もあるのです。
ロケットチェアに拘束したサバイバーが救出される際に、健康状態のサバイバーが盾になり、救出したサバイバーを守る戦法がありますが、このパーツを用いることにより、攻撃からすぐ復帰ができるため追い詰めやすくなります。
5.ドリルパーツをセット時、鎮静剤での回復回数を減らせる
鎮静剤は、自身で負傷状態を治療できるようになるアイテムですが、医師以外が使用する場合、時間制限があり、時間が過ぎると消滅します。ですので医師以外が治療できる回数が、何もないと2回が限度とされています。大体1回の治療で半分程度消費するのです。
この時にドリルパーツを使用した状態で敵を負傷状態にさせると、半分程度の消費で治療ができていたものの時間が延びるようになるので、治療回数を実質1回にすることができるのです。
また、治療時間が延びるため、ハンターにとっての時間稼ぎができます。
6.購入費用が安い
最強と呼ばれているにもかかわらず、道化師の購入金額はハンターの中でも安いです。2番目に安いとされているハンターでも3988手がかりであり、半額以下で買うことができるため、最初のハンターとしてもオススメです。弱体化の修正が入らない限りは一生使っていけると断言できます。
道化師の弱いところ
1.パーツが散らばっているためゲームスタート時から使用ハンターがバレてしまう
道化師でゲームをプレイすると、パーツが散らばるように配置されるため、サバイバーに道化師を使用していることがバレてしまいます。
ハンターによって解読する場所を変えたり、ハンターにとって戦いやすい場所は避けるように対策しやすくなってしまうのが欠点といえます。
開幕から使用するハンターが分かっているのと、何かしらで後ほど知るのでは戦況が変わってくることもあります。
2.序盤に推進器パーツを拾えないとノースキルになってしまう
道化師は推進器パーツを使用することにより、存在感なしでもスキルを使用することができますが、これは推進器パーツを拾えない場合はスキルが使用できず、他のハンターと同じようになってしまうということになります。
大半の方は推進器パーツでスキルなしでもロケットダッシュを使えるために、存在感を徐々にため、スキルの開放を早くする天賦「傲慢」を付けていないことが多いです。
パーツはランダムに散らばっているので、推進器を探しているのにドリルと翼しか拾えないということになる場合があります。パーツの為にぐるぐるマップを回っているとサバイバーたちの解読が進んでしまいますし、チェイス中に寄り道してしまうと見失う可能性もあり、うまくパーツを拾うかサバイバーを追い詰めるかハンターの腕が問われます。
3.「引き留める」効果はロケットダッシュに適用されない
脱出ゲートが開ける状態、つまり暗号機の解読が規定数終わるとサバイバーを一撃でダウンさせることができる状態になる天賦「引き留める」ですが、この効果は通常攻撃にしか適用されません。
道化師はロケットダッシュを用いることによりサバイバーとの距離を詰め、そのまま攻撃を当てることができるのですが、ロケットダッシュがスキルであるため急接近でロケットダッシュを当てても一撃でダウンさせることができないのです。
負傷状態であるならば引き留める効果は意味がなくなってしまうため、元々近くにいるサバイバーなどにしかなかなか効果を活かすことができません。
引き留めるは脱出されてしまう可能性を、まさに引き留める可能性が高まる強力な天賦ですが、道化師とはあまり相性が良くないといえます。
4.パーツのセットが1種類につき1つのみ
3種類のパーツは複数拾うことができ、かつ同じ種類を何個でも拾うことができますが、パーツをセットするのは1種類につき1つだけとなっています。
2つ以上あるからと余分につけることができないため、サバイバーとのチェイスの時にあと一歩追いつけない可能性が出てきます。パーツのセットにも多少ながら時間がかかり、チェイス中はそのようなことをしている時間がないためです。
ただし、パーツがセットされていなくてもスキルが解放されていればロケットダッシュ自体は使用できるので、うまく利用しましょう。
道化師にオススメの天賦(内在人格)
1.閉鎖空間
ハンターが窓枠を乗り越えた時、窓から柵のようなものが生え、20秒間封鎖となり、ハンターもサバイバーも誰もその窓枠を乗り越えることができなくなる天賦です。
道化師は長距離をロケットダッシュで詰めることができるのが強力ですが、サバイバー側もそれを理解しているため、窓枠を使ってロケットダッシュをかいくぐろうとします。
その時に同じ窓枠を使ってグルグル回ることで、ハンターとのチェイス時間を稼ぐことがありますが、この天賦を使うと、窓枠が20秒間封鎖され、グルグル回ることをできなくさせます。
チェイス中の20秒間は長く、きちんとチェイスをしていれば同じ窓枠を利用することはまず不可能なため、他の窓枠などの移動をしなければならず、そこをロケットダッシュで突きやすくなります。
ただし、この封鎖はハンターにも適用されるため、教会の中など封鎖した窓枠を乗り越えたほうが近道になる場合などがあるため注意しましょう。
2.掃除屋
20~28メートル(習得する天賦の数で変化)以内で、治療中や治療を受けているサバイバーの位置を常に表示します。
道化師はダッシュ攻撃をスキルとして持つため、サバイバーは壁や板など入り組んだ場所に逃げます。この時に、一撃を当てていても元々が入り組んでいる場所にいるため、見失う可能性があります。仮に見失った場合、仲間のサバイバーが近くにいたり、アイテム「鎮静剤」を持っている場合、なるべく治療しようとします。同じ状況になった時にまた助かる可能性があるからです。
その時に掃除屋をつけていると、治療しているサバイバーをハッキリと表示させることができるため、追い打ちをかけることができます。また、ロケットダッシュはスピードが早く、治療中に接近されるとまず逃げられないため、奇襲をかける糸口にも有効です。
3.狂犬
狂犬はサバイバーの足跡が消える時間を、1~2秒間(習得天賦の数により変化)遅らせることができる天賦です。サバイバーが通った証拠として残る足跡が消える時間を遅らせることで、2の掃除屋にも記載したように、入り組んだ場所で逃げられる際に見失わないように追い打ちをかけやすくなります。
また、狂犬の場合は初めにサバイバーを探す際に足跡が残りやすくなっているので探しやすいというのも利点の一つです。
オススメ振り分け方
補助特質
1.神出鬼没
神出鬼没は近距離ながら一瞬で距離を詰めることができ、サバイバーに奇襲をかけることができます。うまく使うと窓や板を越えたり、窓や板を乗り越えようとしているサバイバーに恐怖の一撃を与えることもできます。
道化師は長距離の移動はハンター1で追い詰めやすいのですが、サバイバーも道化師の特徴を知っているので窓や板などハンター共通の時間稼ぎをはじめから狙っているのがつらいため、このスキルをセットして追い詰めましょう。再使用時間が150秒とかなり長めなのが欠点です。
2.興奮
興奮は発動した瞬間、気絶状態などハンターが動けなくなっている状態を解除し、さらに発動から5秒間それらの状態を無効化するスキルです。
道化師に限らず全ハンターに共通しますが、サバイバーは4人で脱出を目指すため、1人に時間をかけていると3人がフリーの状態になるため、早めに1人は脱落させるか、最低限拘束はしておきたいでしょう。この時にこのスキルを付けておくと、何かしらで気絶をさせられ、時間を稼がれるのを阻止することができ、気絶を狙ったサバイバーは意表を突かれるため、拘束しやすくなります。特に空軍や幸運児は、信号銃を持つことで安全にロケットチェアに拘束されたサバイバーを救出できると思い込んでいるので、このスキルで返り討ちにできます。
他のハンターは移動手段に乏しかったりするため、他のスキルを採用したいところですが、道化師に関しては何をつけても弱い部分をカバーできるほどの強さで、興奮をつけても余裕があるので信号銃に対してのメタとしてオススメできます。
まとめ
道化師はスキルが高速で攻撃しながら移動するというものであるため、ゲームの根幹が「鬼ごっこ」のスタイルであるこのゲームではまさに最強の存在です。ハンターは1人なのに対し、サバイバーは4人で、固有能力や天賦なども用いり数の暴力を仕掛けることができるため、慣れてるサバイバー相手では圧倒的に不利です。なので、勝てないという方は道化師を練習してみましょう。勝つ確率が上がるはずです。