タイトル通りです。
・・・やっと舞台が終わりました!
実は3か月近くも稽古などに時間を費やしておりました。あっという間でしたけどね。
私みたいな新人のペーペーでは恐れ多いベテランの方々に揉まれ、舞台自体は無事に大成功いたしました。いやーよかった。
そして改めて自分の実力のなさとベテランの先輩方の凄さ、そして優しさを身をもって体感いたしました。
何がすごいかって、アニメやドラマCD、ゲームなどを通じて聞く声が丸まんま聞こえるんですよね。耳が幸せ・・・というのはおいといて、加工も何もしてないんだなっていうのが改めて感じられる瞬間でした。そして演技が生きている。私に今足りていないところですね。
この3か月間揉まれてある程度成長したという自覚もありますが、やはりまだまだなのが演技のつなぎ目があるということです。感情の変化はできていると思いますが、その変化が分かりやすすぎるといいますか、不自然なんですよね。いったん止まって感情が変わるといいますか。ベテランの方々はそういった感情の継ぎ目がないんです。自然に感情が動いているんです。
あとは技術的な部分ですね。感情が溢れすぎていて何を言っているのか分からないシーンが何度かありました。私たち演者は台本を知っていますし、流れも知っていますが、観客の方々はそれらを私たちの演技で知るわけです。つまり何言ってるのか聞こえないようでは国語の穴抜け問題のようになってしまい、理解できなくなってしまうわけですね。
先輩方は感情をしっかりと出しながら、なおかつ何を言っているのかよくわかる、よく伝わるいい演技ばかりでした。
まだまだ改善の余地しかない私ですが、果てがない、自分の表現をより突き詰められるのが役者をやる利点ですね。正解がないからこそいつまでも求め続けることができるし、より良いものへと変化させていける。役者っていいものですよ。
稽古がある日は朝7時に起きて日付が変わる頃に帰宅することばかりで正直疲れましたが、舞台が成功し、やり遂げた時の感動はこれらの疲れを吹き飛ばすいい経験でした。また私が出演する機会があればぜひ出演されて頂きたいというのと、出演できるように日々鍛錬を欠かさず頑張っていこうと思っております。
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